FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


 これにて予定していた佐渡島でのチェックポイントはすべて終了。ああ、見た見た。
 でも、予定のフネの出航までまだ少し時間があるな。それでは、2日目に行って探し出せなかった「日蓮聖人佐渡銅像」をもう一度アタックしてみることにしよう。高さが26メートルもある巨大な銅像なわけだから、見つからないわけがない。手元の資料がよくないだけなのだ。

 その資料によれば「日蓮聖人佐渡銅像」は、佐渡市加茂歌代字百成にあって、両津港より県立両津高校方面へタクシー5分。
 日蓮宗750年を記念し、佐渡ヶ島が日蓮大聖人の聖地であることを広く知ってもらうため、全国の日蓮宗僧侶有志が委員会を設立し銅像を建てたと。そして、その高さ26m、重さ25tは世界一。
 日蓮大聖人50~52歳のとき、佐渡島で「南無妙法蓮華経」の袈裟文字を図顕真筆され、「開目抄」、「観心本尊抄」を著して、日蓮宗を確立したというのです。
 ヒントは、所在地名が「加茂歌代字百成」であることと、県立両津高校の近くらしいこと、の2点。

 新潟県立「両津高等学校」は「佐渡中等教育学校」に改称しており、それについてはさほど悩まず、まずはその前へ。この近くで巨大像が立つのであれば、そこよりもやや山手なのだろうなと考えてきょろきょろ。うーむ、見えない。
 では実際に、集落を離れて農地しかないようなもう少し山手方面へと進んでいくと・・・。おおっ、発見! とうとう見つけました。読みどおりだな。
 それにしてもおれ、別に日蓮宗信者でもないのだけど、発見したヨロコビは大きい。しかし、どうしてここまでして銅像を見なければならないのかとの疑問は募る。

 その金色の雄姿は、一点の曇りもない青空に映えて見事。誰もいないところで目をかっ!と開いて建っている姿はかなり漫画チックです。
 向かって右手前にあった「建立辞義」の石碑(これすらかなり立派)には設置の経過などが克明に記されていました。
 こうやって巡り合えたのも何かの縁でしょうから、以下に全文を移記しておくことにしましょう。

 この銅像は、全国3千名を超える僧侶・檀信徒のご協力によって建立されました。
 全国日蓮宗青年会が、布教事業として平成10年に佐渡伝道を挙行したおりに、当地の方々から「広宣流布のため、日蓮大聖人のために活用していただきたい」と土地寄進の申し出がありました。
 時を同じくして、勧学院長の浅井円道師が講演にて「佐渡の地は立教開宗以来培われた日蓮聖人の大いなる思いが溢れだした聖地であり、その魂魄が留まっている」と力説されたのを拝聴しました。
 それらの因果を心の支えとして、島内寺院根本寺の竹中智英師、北海道妙心寺の若松宏泉師、そして旗石に刻された23名の法友と共に、日蓮聖人銅像をここ佐渡に企画建立する運びになりました。
 勿論、これは単に無意味な巨大建築をしようとしたのではありません。建立の柱となった事柄は「一般にいう記念碑や宝塔では日蓮聖人を祖師とし頌徳することは不可能である」 「あくまでもそのお姿を聖地佐渡に顕現すべきである」という本懐があったからです。
 更に、お銅像建立という一つの目的に向かうことで全国の日蓮宗信徒が心を一つにすることを生み出し、立教開宗の意味の啓蒙と、慶讃年と位置づけた平成14年という節目が何であったかを後世に残したかったのです。
 ここに参拝された方々が、何故日蓮聖人が両津に今お立ちになられたのかを再考していただくことによって忘れることの出来ない慶讃年が蘇り、その目的の経緯を750年前まで遡って考えて頂くという要素も含め、大銅像様はお立ちになられているのです。
 また、その芯にある祖師を心から敬う姿勢を社会に示すことによって、世論として先輩や先師あるいは先祖を敬う気持ちが大切であると申し上げたかったのです。
 平成15年5月13日、当日蓮聖人大銅像は除幕致しました。大勢の檀信徒に見守られ、また佐渡島内の方々にも拝されての落慶でした。そこには宗派などを越えた大きな喜びがありました。
 そして両津市長を元とする役所の方々のご協力によって盛大さを増した式典は、御仏のご加護を体感する大法要となったのです。
 ここに厚く御礼申し上げ、銅像様への参拝案内のご挨拶とさせて頂きます。 合 掌
 平成15年6月吉日
  福岡県本佛寺第九世法燈 佐野前延

 はい、よくわかりました。
 建てられてもう10年以上が経過しているようですが、その年月が嘘のような美しさ、新しさが感じられました。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://mayoeruhibi.blog.fc2.com/tb.php/1977-8b0df370
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。