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 置賜十番札所の宮の観音。
 金剛山遍照寺の財産なのでしょうが、その「普門坊」の設置場所はほとんどその隣に位置する長井一の宮「總宮神社」と並んでおり、總宮神社の建物の一部のように見えます。つまりは、神仏分離令で一つのものを無理やり2つに分けたということなのでしょう。
 写真の左側に見えている大きな屋根が總宮神社の本堂です。

 お堂は天保年間(1830~43年)に再建されたもの。先に見たとおり本尊は馬頭観世音菩薩で、県の有形文化財。鎌倉時代の作とされます。
 馬頭観世音菩薩は病気や怪我から馬を守るとされ、農家を中心に信仰を集めてきました。鎌倉時代初期に兵馬の練習に熱心だった卯の花姫が、その上達を願って、夢に現れた馬頭観音を羽黒の僧運慶に彫らせたと伝えられています。

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