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 置賜三十三観音めぐりの7か所めは、米沢市小野川温泉の入り口付近にある小野川観音です。
 細い上り道を少し進むと、車はここまでというところに温泉宿があり、その前に車を停めて歩いて上っていくと、小野川温泉を一望できる高台に出て、鉄筋造りと思われる近代的な寺院と大黒様の像がお出迎え。



 ここは甲子大黒天の本山とのことで、次のような看板がありました。

甲子大黒天本山
 当山は甲子大黒天を祭る日本唯一の本山で、弘法大師が湯殿山開創の砌、大日如来との霊異相承にて御謹作せられたと伝えられ、神仏分離により遷座された。
 甲子大黒天は8万4千の福徳神を眷属とする福、禄、寿授与の大守護神であり、全国各地から参詣者が絶えない。
 境内には置賜三十三観音札所、小町宮、小町居所跡開山開湯の碑、小町山自然遊歩道がある。
  米沢市
  米沢観光協会
 また、宝珠寺のホームページによれば、次のとおり。

 その昔、弘法大師が湯殿山修行の折に霊木をもってお作りになったという甲子大黒天像が湯殿山より当山へと伝わっており、本尊としてお祀りされております。
 この縁により当山は湯殿山系山伏の法流を受けております。
 また、上杉家の祈願所であった宝珠寺の法流も受けている由緒ある寺院です。

 当山の甲子(きのえね)大黒天は神仏一体の大黒様です。仏教の大黒天と神道の大国主命は平安時代に習合されてより、神仏一体としてお祀りされてきたのが日本の大黒様です。
 明治になり神仏分離令が出されてから大黒天は仏教で、大国主命は神道でお祀りされるようになりましたが、当山では昔ながらの神仏一体の大黒様をお祀りしております。

oitama33-21-2.jpg

 ふーん、大黒天は神仏一体なのですね。
 ということで、観音様は二の次といった扱いのようです。
 そして、立派な寺院の奥に並んで建つ小さな観音堂は、ご覧のとおりあちこち修復中。
 観音堂は明治25年に宝珠寺に移築されたと伝わりますが、縁起書がなく詳しいことは不明なのだそうです。

 高みから一望した小野川温泉の風景が最も印象に残った点だったかな。

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