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 資料に従って、長井市横町にある金剛山遍照寺を目指します。しかしそこにはお寺はあるものの、観音堂はなし。どこだどこだと周辺をウロつきますが、発見できず。
 改めて資料を見ると、「観音堂と距離あり」と。
 別掲の地図を見れば、ありゃりゃ、お寺とは全く別のところ、最上川の対岸の「森」という集落内にあるようではないか。



 ということがあって、現場に到着。
 集落の腰当となる裏山方面へと続く長くて緩やかな石段の参道を登っていくと、参道の右脇には百基余りの小さな石碑がずらりと並んでおり、正面に観音堂がありました。

oitama33-32-2.jpg

 観音堂の前に立つ説明版には次のような記載がありました。

森観音堂
 御本尊は十一面観音大菩薩で、置賜第32番の札所である。
 森は悪鬼坂と言う処から開発され、ここに7軒の人家があった。たまたま光を放つものを発見し、観音様の精だといって9尺4面の御堂を建て、守り本尊として安置した。
 この御堂は昔、神主古口勘兵衛の支配であったが、享保3年(1718)別当を真光寺に譲渡した。
 現在地に創建された時代は不明であるが、享保7年の再建で遍照寺信周が入仏供養した。
 別当、信(真?)光寺が明治初期に廃寺となり、遍照寺に合併したので、現在では遍照寺が別当である。
 享保の初め火災で御堂等、所属一切消失したが、御本尊だけは多くの螺(かんにょぼう)が這い集まり御本尊に密着して守護し無事だったと言う。
 又、池に生息する螺の尻が短いのは御本尊を守護した際、焼けて短くなったと言う伝説がある。

oitama33-32-3.jpg

 途中で別当が、横町の遍照寺に代わったことがわかります。
 螺とは「にな」、カワニナで、それらが這い集まったとはなかなかに奇異な伝説です。
 本尊は、こもに包まれて、秘仏として安置されているそうです。

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