tomisawa-tochinoki 201708

 最上三十三観音第31番札所の富沢・浪高山東善院光清寺の境内に、県指定天然記念物の「富沢のトチノキ」がありました。
 寺の西側の杉木立の中にあって、ひときわ大きい木でした。
 大木の下に説明版があったので、以下に引用しておきます。

山形県指定天然記念物 富沢のトチノキ
 ここ東善院・富山馬頭観音の境内には、多種・多様な樹木が植えられています。その中でも、ひときわ目につくのが亭々とした姿で立っているこのトチノキです。樹高約30メートル、樹周6.25メートルの巨木で、樹齢は5百数十年と推定されています。
 このトチノキは、富沢の人びとが古くから富山馬頭観音の境内木として大切に守り育ててきた古木です。昭和31年9月、その由緒に加えて、山形県内では希に見るトチノキの大樹として、「富沢のトチノキ」の名称で、県の天然記念物に指定されました。
 このトチノキは、永享6年(1434)建立と見られる「馬頭観世音板碑」(最上町指定文化財)とともに、富山馬頭観音の歴史の古さを物語っています。この木はかつて多くの実をつけ、その実は馬の眼病によくきくと言われていたそうです。この町が馬産地だった頃には、馬頭観音様からの授かりものとして、トチの実を拾いにくる人が多くいました。今はこの木にほとんど実はなりませんが、それでも時にはリュウマチなどにきくと言って、実を拾いにくる人も見られます。
  平成3年11月30日    山形県教育委員会 最上町教育委員会

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