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2018.06.19
置賜三十三観音番外 亀岡文珠観音堂(松高山大聖寺)

手元にある巡礼マップには「番外」として記されているものの、置賜三十三観音の公式サイトには記載がない亀岡文珠観音堂。
学業成就の文殊様として数回訪れたことがあるものの、それは遠い昔なので、改めて参拝してみました。
松高山大聖寺は真言宗智山派に属し、奈良県桜井市の安倍文殊院、京都府宮津市の智恩寺とともに、日本三文殊の一つとされています。
大同2年(807)に徳一上人(当時の奈良東大寺住職)が、平城天皇の勅命を受けて、中国五台山より伝来した文殊菩薩をここ亀岡に移したのが始まりと伝えられています。
参道のつくりはさすがに立派。両側には石碑や石灯篭、石仏などがたくさん。
文殊堂はご覧のとおり。来観者も多いです。1914年の改築で、伊東忠太の設計によるものだとのこと。

そして、観音堂のほうはこちら。
鐘楼堂と共にこの境内で即身仏になった待定坊が諸国を行脚し4万数千人の浄財を得て、享保16年(1731)に建立されたもの。
堂内中央に阿弥陀如来、その脇に正観音、十一面、如意輪、馬頭等、33体の観音像が安置されていて、縁結びの観音として信仰されているようです。
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