FC2ブログ


 赤湯温泉街の後ろのほうにある山の中にある大きなお寺。烏帽子山八幡宮や烏帽子山公園とつながっています。観音堂の場所が特定できず、山中をあちこち歩くことになりました。
 温泉街から少し外れたところに「東正寺駐車場」を発見したのでそこに駐車して、脇の小道から山に入りましたが、それが間違いのもと。道なき道を行くと墓地に出て迷子に。まずはそこから見える景色を眺めて呼吸を整えます。

 ウロウロしていて見つけた「烏帽子石」。
 脇にあった説明書きによれば、この石は赤湯七石のひとつで、古文書によれば、「塩竈明神より慈覚大師の方へ使いの神来たり、問答終わり塩竈に帰ろうとするときに烏帽子を置いた石である」とのこと。そして、烏帽子山公園の地名も神社の社名もこの石から名づけられているとのことです。

oitama33-12-2.jpg

 でもって、ようやく見つけた観音堂。
 本尊は木造の聖観世音菩薩立像で慈覚大師の作とされています。
 福島県会津地方の若松山山頂に安置されていたものを川西町の地主・佐藤作兵衛が深く信仰し、元禄年間に自分の所有地内に拝受。以来「若松観音」「作兵衛観音」とも呼ばれ信仰を集めているとのことです。

 なお、境内内に「赤湯温泉の由来記」の石碑があったので、以下に引用しておきます。

赤湯温泉の由来記  飲んでも効く霊泉
 赤湯温泉の由来ついては諸説があります。
 平安時代後期、八幡太郎義家の弟義綱が傷を負った戦士を湯に入れて治したという寛治7年(1093)の説、鎌倉時代初期、二色根薬師寺と弘法大師、そして米与惣右衛門が登場する正和元年(1313)説などがあります。
 江戸時代に刊行された諸国温泉番付の上位に揚げられており、米沢藩主、奥方がしばしば訪れ静養されたり、また各方面からの客で殷賑をきわめた温泉でもあります。
 赤湯の「赤」は「閼伽」(仏前に供える飯や花、水)からきたとも、また「大日如来」「地蔵菩薩」からきたとも言われています。
 古い歴史をもつ赤湯温泉は浴用に飲用に効きめあらたかで、霊泉として今に語り伝えられています。
  平成16年6月
  寄進者 後藤榮四郎

oitama33-12-3.jpg


スポンサーサイト
Secret